「平和」を表現するのはむずかしい
「迷うか、諦めるか」
北京からの帰りの飛行機で読んだ『憲法九条を世界遺産に』の中に自分が書き込んでいた言葉です。
- 作者: 太田光,中沢新一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/08/12
- メディア: 新書
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「誤解」
本を読んだり、絵をみたり、音楽を聴いたりしながら、「作り手の伝えたいことって何だろう?」ということを幾度も考えてきましたが、そんなのなかなかわかりっこない。「僕たちは作者の意図していなかったような世界を見たり、感じたりできるんじゃないか。むしろおもしろい作品っていうのはそういう可能性に満ちているんじゃないか。」ということを考えていて、本の中で太田さんが書いていた「誤解をすることはとても大切なことでもある」という部分にすごく共感しました。人間同士も誤解だらけだと思うけれど、そこに信頼があればそれはそれでいいんだと思う。
さて、昨日はフランスの学生たちとの交流会なるものにいってきました。「エコール・ポリテクニーク」というパリの超名門校で、カルロス・ゴーンやベルナール・アルノー(LVMH会長)の母校でもあるとのこと。すごく楽しい時間でしたが、やっぱり大勢で飲むとゆっくり喋ったりできないから疲れる;とはいえ中国からパリへ留学している学生とじっくり話せたのが一番の思い出でした。ただ世界の名門校が中国の優秀な学生を獲得するためリクルーティング活動を積極的に行っている現状を改めて認識。とにかく近いうちに再び中国に行きたいものです、たとえカメラを盗られたとしても!
週末から今週いっぱい、忙しい日々になりそうです。