「愚直」論

11月は財務・会計を勉強しようと決め、授業・英語・バイトの合間にちょこちょこ勉強しているのですが、他にも読みたい本が大量にあるためついつい手が伸びてしまいます・・・

「愚直」論  私はこうして社長になった

「愚直」論 私はこうして社長になった

BCGとハーバードビジネススクールのOBということで岩瀬大輔さんを連想しますが、少なくとも本で書かれている部分はかなり毛色が違うなぁと感じました。
特に留学時代の話については、岩瀬さんがあまり書かなかった(もしくは経験しなかった)苦労やつらさといったものが生々しく書かれていて、のたうち回りながら世界中から集まってきたエリートにくらいついていった姿が印象的でした。
樋口さんが本の全体を通して主張しているのは、地味で当たり前のことといえばそれまでなのですが、「どんなに厳しい環境でも必死に努力して自分の存在価値を示すこと。そうすれば次のステップが見えてくる。」ということです。苦悩しながらも愚直に努力し続け、5回の転職を経て現在マイクロソフトCOOの地位にある人の言葉はズシリと重い。
自分のこれまでを振り返ってみて、改めて僕に必要とされるのはこの本で書かれているようなことなんじゃないかと思います。