スコセッシと遠藤周作

ホリエモン氏のブログのリンク先で、おもしろい記事を発見しました。
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090203#1233629059
(上から2つ目のテーマです)

遠藤周作の『沈黙』が映画化されるというお話。キリスト教における「神の沈黙」という非常に重いテーマの作品で、40年ほど前にも映画化はされているようですが、今回はマーティン・スコセッシ監督による映画化。彼の作品の中で一番記憶に残っているのは『カジノ』というどうしようもないギャング映画ですが、10年あたためてきた意欲作らしいので公開に期待大です!


ちなみに僕はキリスト教を信仰しているわけではないのですが、大学時代に遠藤周作の小説を読んだのがきっかけで彼のキリスト教観に興味を持ちました。なんというか聖書に対する人間くさい解釈が興味深くて、それ自体には賛否両論あるのでしょうが、「同伴者イエス」という考え方はそれまで世界史でしか学んでこなかったキリスト教にもう一段踏み込むよいきっかけになりました。

上のブログの著者も紹介していますが、長崎にある遠藤周作文学館は相当お気に入りの場所です。去年の夏、屋久島・福岡・長崎旅行の最後に訪れたんですが、外海(そとめ)という郊外の海がきれいな最高の環境ともあいまって、相当ぐっとくる場所でした。
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/endou/